2008年1月4日金曜日

2008年を迎えて

明けましておめでとうございます。

弊社のモットーとしている「win win win 」の関係について、今一度考えてみました。

そもそも、日本語で言えば「三方一両得」という意味ですが、もともとは大賀越前の「三方一両損」という逸話から生まれた言葉です。

あるAさんが三両落としました。それをBさんが拾ったのですが、Aさんは自分のものだから三両返してくださいと主張し、Bさんは拾った自分のものと主張します。話し合いは平行線のままでした。そこで、大賀越前が中に入り、大賀越前が落とした三両に自分の一両を加え四両にしました。それをAさんとBさんで二両づづ分けなさいという話です。三者全員が一両づつ公平に損をして円満に解決したと言う逸話です。
日本人の美徳である「譲り合いの精神」を感じさせます。

「三方一両損」というのは美しい話だけど、やはり損をしたのには違いありません。とりわけ大賀越前にとっては明らかです。
この世の中には三者が全員得になる事象もあるのではないかと思っていたところに、アメリカでは「win win win 」という考え方があることを知ったのです。

三者が全て得になるということは、誰かが一方的に得になるのではなく、お取引によって全員が得になるというものです。
昨年流行った「偽」ではこの関係にはなりえません。

仕事に限らず人との関係は「win win win 」が本物の関係だと思います。
たとえば不動産の売買で言えば、買主は安く買いたい、売り主は高く売りたい、仲介者は多くの報酬がほしいということになりますが、一番高く買っても満足する買主に買ってもらうことが「win win win 」の関係になります。すなわち、その不動産の特性を理解し最有効使用できる方につなげることがポイントとなります。
ちなみに、最有効使用とは最も収益を高くできる利用方法です。

すべての事象にこのことは当てはまります。情報や人脈や知恵を駆使して、考えに考えぬけば実現できます。自分だけの利害を追及するということだけでは長続きしません。

弁護士はクライアントの利益のためにという宿命にあります。利益相反などと言う言葉もあります。利益相反にならないように知恵を使って「win win win 」の関係を作っていくことが価値ある仕事です。

今年も多くの「win win win 」を実現させていきたい。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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